心理学から見るUI・UX設計 「魔法の数字 4」

魔法 魔女

その昔、アメリカの心理学者ジョージ・ミラーっていう人が、

魔法の数字7±2(マジカルナンバー7±2)

というものを発表しました。

「人間が一度に処理できる情報の数は7±2」という説です。

でも現在の研究によると「魔法の数字」は4 らしい。

チンパンジーに記憶力のテストをさせると、4個の数字を覚える課題では95%正解、それが5個になると65%まで落ちたのだとか。

電話番号が 090-xxxx-xxxx みたいに区切られてるのも、人間が覚えやすいようにしているんですね。

 

なんでこんな話が出て来たのかって言うと、webサービスのUI・UX設計においてもこの数字は重要になってくるからです。

多くのwebサービスの中では何かを登録したり、削除したりと、様々な処理が行われるけれど、その時に生じる心的負荷には3種類あります。

「認知」・・・何かを考える、思い出す、記憶する

「視覚」・・・何かを見る

「運動」・・・何かを動かす、操作する

 

そして、この3つを、心的資源の消耗が大きい順にならべると、次のようになる。

「認知」>「視覚」>「運動」

 

webサービスの画面に表示されている「選択肢」の数が増えてくると、最も負荷の大きい「認知」による心的負荷が大きくなってくる。

だからこそ、UIやUXはシンプルに設計されるべきと言われるんですね。

スマホなんかは、歩きながらとか、テレビ見ながらとか、トイレの中とかで使われるから、PCで使われるwebサービスと比較するとUI・UXは、より一層心的負荷を軽減する配慮が必要なんでしょう。

ナビゲーションタブの数やテーブルの項目数を無理矢理にでも削って、少なく(4つ程度に)抑えておくべきって言われるのは、心理学的にも立証されているという事ですね。